Sunao Shader 解説書
シェーダーパラメーター > Stencil
Stencilの項目は[Stencil]および[Stencil Outline]シェーダーを選択した場合のみ出現します。
Stencil Number
ステンシルによる透過は、この番号によって条件が変化します。
例えばStencil Compare ModeをNotEqualやEqualで使用する場合、WriteシェーダーとReadシェーダーのStencil Numberは同じ値にしてください。
(いくつかの奇数番号はVRChatのメニュー表示と干渉する可能性があります。)
Stencil Compare Mode
ステンシルの動作モードを指定します。この項目はReadシェーダーのみ設定できます。
・NotEqual
ReadとWriteのステンシル番号が同じ部分は描画しません。
・Equal
ReadとWriteのステンシル番号が同じ部分だけ描画します。
・Less
Readのステンシル番号がWriteより小さい場合のみ描画します。
・LessEqual
Readのステンシル番号がWrite以下の場合のみ描画します。
・Greater
Readのステンシル番号がWriteより大きい場合のみ描画します。
・GreaterEqual
Readのステンシル番号がWrite以上場合のみ描画します。
ステンシルシェーダーについて
ステンシルとは、例えばオブジェクトの後ろ側にある別のオブジェクトを強制的に手前に表示したり、あるいはオブジェクト同士が重なった場合のみ描画するような事ができます。
基本的に、手前に表示したり影響を与える側にWriteシェーダーを、影響を受ける側にReadシェーダーを指定します。
また同じくステンシルを利用するシェーダーとしてStencil Outlineがありますが、Stencilシェーダーとしての機能はありません。
(干渉を防ぐ目的でステンシル番号を変えられるようにはなっています。)