Sunao Shader 解説書
シェーダーパラメーター > Main
Main Texture
メインとなるテクスチャをここにセットします。テクスチャをセットするには小さな四角い窓をクリックしてテクスチャを選択して下さい。
ここでセットされたテクスチャはOutlineやReflection等で使用する事ができます。
右側にある四角の窓でベースカラーを設定することができます。ベースカラーで設定した色はメインテクスチャに合成されます。
テクスチャを何もセットしていない場合は真っ白のテクスチャがセットされます。
Tiling
テクスチャの繰り返し数を設定します。タイルのようなテクスチャを繰り返して貼りたい場合に使います。繰り返し回数はXとYそれぞれを設定できます。
ここで設定したTilingの値は、以降全てのテクスチャに影響します。
Offset
テクスチャの位置オフセット量を設定します。値が1でテクスチャが1周します。オフセット量はXとYそれぞれを設定できます。
ここで設定したOffsetの値は、以降全てのテクスチャに影響します。
Alpha (Transparent)
メインテクスチャのアルファ値を設定します。値を0にするとテクスチャは完全に透明になります。また値を1より大きくした場合は不透明部分が強調されるようになります。
この項目はTransparentシェーダー時のみ表示されます。
Cutout (Cutout)
カットアウトを行う閾値を設定します。テクスチャのアルファ値が設定値よりも低い部分をカットアウトします。
この項目はCutoutシェーダー時のみ表示されます。
Normal Map
ノーマルマップを設定できます。ノーマルマップの強度はAdvanced Settings内のNormal Scaleで設定できます。
テクスチャマップをセットすると、TilingとOffsetを設定できるようになります。メインテクスチャのTilingとOffsetの値と合成される事に注意してください。
Occlusion
アンビエントオクルージョンマップを設定できます。オクルージョンの強度はAdvanced Settings内のOcclusion Strengthで設定できます。
Alpha Mask (Transparent/Cutout)
アルファマスクを設定できます。メインテクスチャがアルファ情報を持っていなくても、アルファマスクを設定することで透過させる事ができます。
アルファマスクの黒い部分が透明に、白い部分が不透明になります。アルファマスクの強度はAdvanced Settings内のAlpha Mask Strengthで設定できます。
この項目はTransparentシェーダーあるいはCutoutシェーダー時のみ表示されます。
Sub Texture (Advanced Settings)
サブテクスチャを設定します。関連するパラメータを調整する事でメインテクスチャに重ね合わせるように
合成したり、表面と裏面でテクスチャを分ける事が可能です。
サブテクスチャのカラーも変更する事ができます。
Sub Tex Blending (Advanced Settings)
サブテクスチャの合成率を設定できます。
Sub Tex Blend Mode (Advanced Settings)
サブテクスチャの合成モードを設定します。
・Override
上書きモードで合成します。合成率が1の場合、完全に置き換えられます。
・Multiply
乗算モードで合成します。
・Add
加算モードで合成します。
・Minus
減算モードで合成します。
Sub Tex Assign (Advanced Settings)
サブテクスチャを表面、裏面または両方のどれに割り当てるかを設定します。
・Both
サブテクスチャは表面、裏面の両方に描かれます。
・Front
サブテクスチャは表面のみに描かれます。
・Back
サブテクスチャは裏面のみに描かれます。
Brightness (Advanced Settings)
テクスチャの明るさを設定します。値が0になるほどテクスチャは真っ黒になり、1で元の明るさになります。
Normal Map Scale (Advanced Settings)
ノーマルマップの強度を設定します。値が0になるほど効果が弱くなり、1で標準値になります。1より大きい値を設定することでノーマルマップの効果がより強くなります。
また値をマイナス側にする事でノーマルマップの反転が可能です。
この項目を使用するにはNormal Mapにテクスチャをセットする必要があります。
Occlusion Strength (Advanced Settings)
アンビエントオクルージョンの強度を設定します。値が0になるほど効果が弱くなり、1で標準値になります。
この項目を使用するにはOcclusionにテクスチャをセットする必要があります。
Occlusion Mode (Advanced Settings)
アンビエントオクルージョンのモードを設定します。
・SH Light
環境光 (SHライト) のみに影響します。標準的なアンビエントオクルージョンです。
・Main Texture
メインテクスチャに合成します。全てのライティングに影響するようになります。
・Final Color
出力カラーに合成します。ライティングだけでなくエミッションやリフレクションの効果にも影響します。
この項目を使用するにはOcclusionにテクスチャをセットする必要があります。
Alpha Mask Strength (Advanced Settings)(Transparent/Cutout)
アルファマスクの強度を設定します。値が0になるほど効果が弱くなり、1で標準値になります。
この項目を使用するにはAlpha Maskにテクスチャをセットする必要があります。
Use Vertex Color (Advanced Settings)
モデリングソフト等で設定した頂点カラーを利用できるようになります。
頂点カラーはメインテクスチャに合成されます。
Scroll X (Advanced Settings)
テクスチャをX方向にスクロールします。
数値を大きくすると速くなります。またマイナス値にすると逆方向にスクロールします。
Scroll Y (Advanced Settings)
テクスチャをY方向にスクロールします。
数値を大きくすると速くなります。またマイナス値にすると逆方向にスクロールします。
Animation Speed (Advanced Settings)
テクスチャアニメーションのスピードを設定します。
この値を0より大きくするとテクスチャアニメーションが有効になります。
アニメーションさせるには、縦、横、あるいは左上から順にコマを並べたテクスチャを用意してください。
コマ数はAnimation X Size、Animation Y Sizeで指定します。
Animation X Size (Advanced Settings)
アニメーションのX軸方向のコマ数を指定します。
(例えばアニメーションさせるテクスチャが横10コマ縦5コマの場合、10を入力します)
この項目を使用するにはAnimation Speedの値を0より大きくする必要があります。
Animation Y Size (Advanced Settings)
アニメーションのY軸方向のコマ数を指定します。
(例えばアニメーションさせるテクスチャが横10コマ縦5コマの場合、5を入力します)
この項目を使用するにはAnimation Speedの値を0より大きくする必要があります。
Animation Other Texture Maps (Advanced Settings)
この項目が有効な場合、他のテクスチャマップもメインテクスチャのスクロールやアニメーションに同期するようになります。
ただし、EmissionとParallax Emissionの第1マップはこの項目を有効にしても同期しません(個別にアニメーション設定が可能です)。
Decal
Decalの項目はこちらにあります。